ヨーロッパ生活6年の私が思う、現地で困った事・びっくりした事




私はフランスで4年間生活しており、スイスにも2年、ヨーロッパに計6年住んでいました。

基本的には楽しいことばかりだったのですが、渡航当初は分からないことだらけで、大変なことも沢山ありました。
言語・文化の違いもあり、ほかの国に住むというのは、旅行とは違う大変さがあります。

この記事では、私がフランス・スイスでの生活で困った事・びっくりした事を紹介します。

「事前に知っていればもっと快適な生活ができたな」 と思う事が多々あったので、
この記事が海外での生活に興味がある方や、これから留学しようと考えている方の参考になると嬉しいです。

今の時期は留学や旅行で海外に行くことは難しいですが、海外へ行けるようになった時の準備の参考になると嬉しいです。

住みはじめたきっかけ

私はアパレル関係の仕事でフランスに移住することになりました。

移住前、英語は高校で習うレベル、もちろんフランス語も喋れなかったのですが、「今より少しでも成長したい!」「海外に行ったら何かが変わるかも!」と思い、仕事のお話を頂いたその日に移住することを決断しました。

移住前は、フランスに行った事はなく、少し不安もありましたが、
それよりこれから始まる新しい生活への期待の方が大きかったです。

そんな、ノリと勢いで移住を決めてしまった私が現地で困った事。

まずはこちらです。

1、あいさつでキス!?

フランスやスイスでは、挨拶時に『ビズ』をする習慣があります。
ビズは英語では”キス(kiss)”の意味ですが、唇と唇を合わせるわけではなく、
お互いの頬を軽く合わせ、チュッとするあいさつです。
回数は2回、3回、4回と地域によって異なります。

家族や友人はもちろん、友人の友人などにも『ビズ』をします。
女性同士、女性と男性はビズをしますが、男性同士の場合はビズをせず握手のみの場合が多いです。

日本ではハグや握手もすることがほとんどなかったので、今では当たり前になりましたが、当時はとても恥ずかしかったです。

今後はコロナウイルスの影響で、ビズの習慣にも変化がみられるかもしれませんね。

2、言葉が通じない

これは海外生活だけでなく、旅行の際にも困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
言葉が通じないと、滞在中のあらゆることに支障をきたします。

私は、移住が決まってから渡航するまで2か月弱しかなく、
VISAの申請や色々な手続きでほとんどフランス語を勉強する時間がありませんでした。

移住前に簡単な日常会話を本で勉強しましたが、いざ現地で話すとほとんど通じず(泣)
フランス語には”V” や “R” など日本語にない音があるので、本書いてあるカタカナ発音ではダメでした。

現地の語学学校に通いフランス語の勉強はしましたが、どうしても通じないときは以下の方法で乗り切っていました。

・翻訳アプリを使う

・ジェスチャーで頑張る

・画像を見せたり、絵を描いて説明する

上記の中でも特に活躍したのが翻訳アプリです。
色々使ってみましたが私のおすすめは『Google翻訳』です。 スマホのアプリもあるので、外でも手軽に使えます。

シンプルで使いやすく、音声入力も可能なので、旅行中でも大活躍です!

言葉は通じた方がもちろん楽ですが、言葉が通じなくても、伝え方さえ知っておけば、相手も理解しようとしてくれます。
言葉が通じてコミュニケーションが取れるようになると、現地のお得情報などもGETでき、どんどん楽しくなってきます。
皆さんも是非 積極的に現地の人との交流を楽しんでください。

MEMO
フランス人って英語が話せない!?

以前、日本の雑誌などで「フランス人は英語を話せるのに、話さない」と言った記事を見かけたことがあります。

でも、実際現地に行くとそんなことはありませんでした。
地域や年齢にもよるかと思いますが、私がパリに住んでいた時は現地で多くの方が英語を話していました。
レストラン、デパートなどで英語が通じなかったことはほとんどありません。

「フランス人は英語を話さない」というのは一昔前のことかもしれません。

3、レストランでメニューが読めない

フランスのレストランやカフェではメニューを筆記体で書いてあるところが多いです。
こんな感じです。

2002年4月まで日本の中学校では、筆記体は「必ず習うもの」だったそうです。
ですがその後、「必ず習うもの」から「余裕があったら習うもの」に変わりました。

私は学校で筆記体を習っていなかったので現地に行って困りました!
語学学校でも先生の板書が筆記体で初めのころは読めず苦労しました。

私のように学校で筆記体を習わなかったという方は、渡航前に読めるようになっておくと、現地で楽だと思います。

裏技
レストランなどで、メニューが読めないときはGoogle翻訳のカメラ翻訳機能がおすすめです。
カメラで写したテキストを認識して瞬時に画面上で翻訳してくれます。

フランス語だけでなく英語・ドイツ語・イタリア語など様々な国の言語に対応しているので、旅行先でもよく利用しています。

4、待ち合わせには遅れていくのがヨーロッパ流マナー

日本だと待ち合わせで遅刻するのはあまり良い印象ではありませんよね。
でも、ヨーロッパ人の場合はちょっと違うようです。

以前、フランス人の友人と食事をする際、20時に待ち合わせをしました。
20時ピッタリに来る人はもちろんおらず、最終的に全員揃ったのは20時半ごろでした。
初めの頃は、「何で時間通りに来ないんだろう。」と理解出来なかったのですが、現地の友人に聞いたところ、『ヨーロッパではアペリティフの習慣がある為、みんなが揃うまでアペリティフをしながら待つのが定番』とのこと。

アペリティフとは】

「アペリティフ(apéritif)」とはフランス語で、夕食前に食欲を増進させる「食前酒」を意味し、「アペロ」とも言われています。
メインの食事に入る前に少しおしゃべりをしながら乾杯し、ナッツ、チップス、軽いおつまみなどで談話を楽しみます。

フランスではアペリティフの時間をとても大切にしています。
私はフランスにいる時アペリティフが大好きでした。 おしゃべりを楽しみながらリラックスした時間を過ごすことができ、その後の食事もより美味しく感じます。

待ち合わせに遅れていくのは友人の家に招待された時も同じです。
私も初めの頃は知らずに時間ピッタリに行っていましたが、現地在住の日本人の友人に教えてもらい知りました。

友人が言うには、時間ピッタリに到着してもまた片付けや、食事の準備が終わっていないことがほとんどなので、相手側の都合も配慮して、わざと遅刻するのだそう。

時間ピッタリに到着すると、失礼になりますのでご注意ください。

ヨーロッパでは「数十分の遅刻」は当たり前のようです。
私は10分~15分遅れて行くよう心がけています。

当初は、フランス人の時間の感覚が理解できなかったのですが、
今では、フランス人の遅刻の文化も心地よく感じます。

5、会計前に店内で飲食

日本では、会計前の食べ物・飲み物を店内で食べることは考えられませんよね。

ある日、スーパーに行った時、フランス人の男性が店内にあるパンを食べ、
会計前のペットボトルのドリンクを開けて飲み始めました。
しかし、それを見たお店の人も注意をする様子はありませんでした。

初めて見たときは本当に衝撃的でした。
現地の友達にも確認したところ、大半の人はしないけど、食べてもお金をきちんと払えば罪にはならないと。

これは、フランスだけでなくスイスでもたまに目にしました。

6、電車やバスの遅延が多い

これもよく困りました。
フランスではバスや電車の遅延は当たり前ですし、ストライキなどで交通機関が運休になることもしばしば。
日本ではよっぽどの事がない限り、5~10分ぐらいの遅れで済みますが、フランスでは20分以上、ひどい時は3時間以上遅れることもよくありました。

普段の生活だと多少遅れても問題なのですが、電車が遅延してその後の飛行機に乗り遅れそうになった事も何度かあるので、大事な予定や電車の乗り継ぎがある際は遅延や運休も視野に入れて計画を立てるようにしています。

旅行でフランスに行く際は遅延の可能性があることも考えて、移動計画を立てることをおすすめします。

7、トイレに便座がない

これも初めて見たときは衝撃を受けました。
和式のトイレではなく、洋式のトイレです!

特にパリのトイレは便座がないところが、本当に多いです!

・公衆トイレ、
・レストランのトイレ(ファストフード店が多い)
・ショッピングセンター

当たり前のように便座がないんです(泣)

フランス人に聞くと、壊されたり、盗まれたりしてそのままになっていたり、
壊されたり、盗まれたりするから最初から付けない場合もあるそう。

現地の人はこのように使うそうです↓

  • 中腰でする
  • トイレットペーパーを敷いてその上に座る
  • 便器の上に足で乗る
  • そのまま座る

大きなデパート、比較的新しいショッピングモール、有料トイレなどは便座がある所がほとんどなので、フランスに行く際はトイレも要注意です!

8、髪がゴワゴワ・ギシギシに

フランス・スイスに住んでいた時、髪がゴワゴワ・ギシギシになりびっくりしました。
ヘアブラシが通らないほどです、、、

シャンプーが合わないのかと思い、日本で使っていたものを取り寄せたりもしましたが、原因はシャンプーではありませんでした。

主な原因は『水』でした。
水は軟水、硬水に分かれていて、日本は軟水、ヨーロッパは硬水です。
硬水に含まれるミネラル分であるカルシウムやマグネシウムが、髪の毛のタンパク質に付着してギシギシ、ゴワゴワした感触を生み出すそう。

『フランス人は髪の毛を3日に1度しか洗わない』というのを耳にしたことありませんか?
以前、パリでホームステイをしていた時、「毎日シャンプー・ドライヤーをすると、髪の毛に良くないわよ」と言われたことがあります。
これも、現地の『水』が関係しているのかもしれません。

スイスではフランスに住んでいた時に比べると、髪のダメージは少なかったですが、日本に比べるとギシギシなりやすいので、ヘアケアはいつもより念入りにすることをお勧めします。

私はシャンプー、トリートメントの他に、週1回、以下のスペシャルトリートメント使い、毎日髪を乾かす際はヘアオイルを使ってケアしていました。

※週1回のトリートメント

※毎日のヘアケアにこちらのオイル

 

毎日のシャンプー、トリートメントの他に上記をプラスするだけで、悩んでいた髪のゴワゴワが凄く改善しました。

同じ悩みを持つ方は是非、試してみてください!

まとめ

ヨーロッパ生活で大変だと思った事も多々ありますが、その経験があったからこそ成長もできたと思います。
大変だった事も、乗り越えると自信につながり、不自由に感じた事で、日本に帰国後それまで当たり前だった便利さに感謝出来るようになりました。

どんな国に行こうと、自分の考え方・行動次第でいくらでも楽しむことは出来ます!

是非、これから留学・旅行に行く際の参考にしてみてください!




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